【教育情報】
~学校に通えていないお子さまの進路指導の考え方~
学校に通えていない生徒さんの進路の考え方について参考にしてもらえると嬉しいです。
主に中3生を対象とした内容になります。
一口に学校に通えていないと言っても、いつからなのか、どれくらい通えていないのかなどいくつかの要素によって進学先選びは変わると思います。
高校は大きく全日制、定時制、通信制の種類に分けられます。
簡単に説明すると、中学校から高校へ進学する際に多くの生徒が通うことになる高校が全日制で、学校に通えていない生徒が進学する割合が高いのが通信制です。いずれも公立高校と私立高校があります。
学校に通えていない場合でも高校は全日制に進学したいと考える生徒さんは少なくありませんが、同時に多くの生徒さんが出席日数が足りていないという不安を抱えています。
確かに高校の側からすると入学したら3年間通学して卒業してもらいたいという思いがありますから多少不利に働くことは否めませんが、例えば1年生のときは通学できなかったけど2年生からは通学していたり、1学期は通学できなかったが2学期以降は通学できている場合など、出席面において改善がみられる場合にはその限りではないかもしれません。担任の先生を通じて高校に相談してもらうのも一つの手段でしょう。
また、学校に通えていなくても自宅での学習や塾、家庭教師を利用した学習時間を出席日数や履修時間に加味してもらえる(教育機会確保法)可能性があります。ただし在籍している中学校の校長先生が許可した場合に限られるので担任の先生に相談してみると良いでしょう。
この時期の進路の考え方としては、全日制を希望している場合はあきらめず学校の先生に相談することが大切です。全日制の場合は入試を受けることになるので生徒さん自身はできる範囲で入試対策を進めましょう。
通信制高校の場合も入試を実施する場合もありますが合格のハードルは高くなく、全日制の試験が終わった後でも出願できるのでそれほど心配はいらないと思います。
📚KATEKYO校
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通信制高校サポート校KCP学習センターKATEKYO呉校は「今のままでいいんだよ」をスローガンとして学校に通えていないお子さまの高校卒業資格修得に向けたサポートを行っています。